2014年2月27日木曜日

損保2社自動車保険値上げ検討、東京海上も【記事紹介】

 損害保険大手グループのNKSJホールディングス傘下にある損害保険ジャパンと日本興亜損害保険が、自動車保険の保険料を値上げする方向で検討に入ったことが26日、分かった。4月の消費税増税に伴い、保険会社が負担する自動車の修理代などが上がるため。2社は今夏以降、平均で1~2%程度引き上げる検討をしている。

 損保ジャパンと日本興亜は9月に合併する予定。両社は合併に前後して商品改定を予定しており、保険料の引き上げも合わせて実施される見通し。

 他の大手損保も、通例10月に実施する商品改定に向けて保険料値上げを検討している。損保ジャパンと日本興亜が値上げすれば、他社が追随する可能性もある。

 損害保険契約は非課税商品のため消費税率が上がっても保険料は税率分が上乗せされない半面、損保会社が自動車の修理工場に支払う費用や代理店の手数料には消費税がかかる。

 このため損保会社の支出増が予想され、NKSJに加えて、東京海上日動火災保険を傘下に持つ東京海上ホールディングス、三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険を傘下に持つMS&ADホールディングスの3グループ合計で約1030億円の支出増になると試算されている。


日経デジタル下記記事より転記
損保2社自動車保険値上げ検討、東京海上も


他の一般商品と異なり4月の消費税増税に合わせた実質値上げとは異なり、少しだけ猶予はありますが、値上げ前に長期プランに加入し『節税対策』を行うのも検討する余地がありそうですね。